アルコール性てんかんとカルバトールなどの薬効分類

アルコール性てんかんは、飲酒中断後48時間以内に出現するアルコールの離脱症状と呼ばれる禁断症状の痙攣発作の事であり、てんかんとは異なる疾患ですが、てんかんの発作症状と良く似ている為にアルコール性てんかんと呼ばれています。
アルコール性てんかんは、全般性強直間代発作を引き起こす疾患であり、全般性強直間代発作は数分の短い間に意識消失や呼吸停止、チアノーゼ、対光反射消失の自律神経障害と全身の強直性痙攣を引き起こし、次いで間代性痙攣症状を引き起こす発作です。
全般性強直間代発作症状は、数分で次第に全身の筋肉が弛緩し、意識も昏睡状態から徐々に回復します。
てんかんは、心の病や精神疾患では無く、脳内の大脳皮質のニューロンが突然過剰な興奮状態となり、種々の脳機能障害が引き起こす疾患であり、意識障害や知覚障害、痙攣、筋緊張の低下、異常感覚などの発作症状を引き起こし、発作を頻繁に繰り返すケースが多くある疾患です。
てんかん治療に用いられる抗てんかん薬は、バルビツレート系と非バルビツレートのヒダントイン系やサクシミド系、スルフォンアミド系、ベンズイソキサール系、ベンゾジアゼピン系、分子脂肪酸系、イミノスチルベン系などに主成分により薬効分類されています。
又、抗てんかん薬は、神経の障害部位の異常発作を抑制するNaチャネル抑制やT型Caチャネル抑制、非T型Caチャネル抑制、脳内抑制系を賦活するGABA類似作用、グルタミン酸の抑制など作用するイオンチャンネルでも薬効分類されています。
カルバトールは、カルバマゼピンを主成分とするテグレトールのジェネリック医薬品である事から、カルバトールは非バルビツレートのイミノスチルベン系に薬効分類されています。
カルバトールは、脳神経や末梢神経細胞のNaチャネルを遮断する事で、大発作や精神運動発作などを緩和するだけで無く、三叉神経痛や双極性障害の治療にも処方されています。